2012 長野マラソン(2)

8時半、スタートの号砲。

去年は震災の影響で中止。
今年は無事開催されたこと、そして自分が多くのランナー達と共にこのスタートに立っていることの幸運さに感謝の念を抱きながら走り出します。

レースプランは細かく考えても実行出来っこないので、前半は4:00~4:15/km の間で、後半はどんなに落ち込んでも4:30/km以内を厳守、しか設定しませんでした(^_^;)
(案の定、これも守れず)

スタート直後、それまで曇っていたのに太陽が突然現れました(笑)
これは厳しくなりそうだと予感。


最初の1kmはロス込みで4:32/km。スタート直後の道が広いせいか渋滞はそれほどでもなし。その後ペースはしばらくの間4:05~4:07/kmで安定しました。

最初にやってきたのは、不安に思っていた尿意。5km地点で既に襲ってきます。さすがに早過ぎ(^_^;)
この大会はトイレポイントがたくさんあるので心配は無用、あとは自分のタイムとの兼ね合い。サブスリーを諦めたところでトイレに駆け込むことにして、ひたすら尿意を忘れようと努めます。

(これには心当たりがあって、前日にとある本を参考にしてウオーターローディングなるものをやってみたのですが、その夜から頻繁に尿意を催すようになってしまって。。。次回はやめます。)

今回は呼吸がすぐに安定、15kmあたりまではとても楽に。飛ばしたい気持ちをを押さえて、抑制しつつ走れました。
いつも、このあたりでは今日は行けるぞ!と思うのだけど、たいていは気のせいですね。。


やはりと言うべきか、このレースで楽だったのはここまで。

まずふくらはぎが痛み出します。ゲイターを忘れてきたことを後悔。まだ残り半分以上、不安は募ります。
そして暑さ。17km地点のエムウェーブの周囲をぐるっとまわるところ、そしてその後のランナーと対向するあたりで暑さにやられ出しました。それまでの数キロで目標にしていた方から遅れだし、ペースダウンを実感。日焼け止めを塗っているのに、肌もじりじりと痛くなってきました。

五輪大橋を超えたら中間地点。遠くの白い山並みが綺麗ですが、このあたりは上り、余裕が完全に消えて景色が楽しめず。

ハーフ通過は1:27:15。
いつもの後半の落ち込みを考えるとぎりぎりのライン。体感的にはもっと速いと思ってたので、体力の消耗は想定以上。


23kmで高橋Qちゃんが。ハイタッチしてもらいます!

が、復活できず (^_^;)

25~35kmは、暑さ、ふくらはぎ(とハムストリングまで)の痛み、そして尿意、酸欠気味による息苦しさとの戦いで、あまり風景や沿道のことを覚えてません。。。

苦しくなってくると時計を見ることが出来ない(と言うより見たくない)ので、5km毎にある計時も見ないようにしました。この大会にはサブスリーのペースランナーがいるので、その集団に抜かされたところで自分の位置が分かるはず (笑)

ただ、給水で明らかな違いを感じます。給水ポイントに寄って行くとき、コップを取るところ、そしてそれを飲む一連の行為が非常にゆっくり、まるでスローモーションのように思われました。これはかなりペースが落ちてるはず。あとでラップを確認して、4:20/kmくらいを境にしてそう感じるみたいでした。

せっかく用意していたソフトフラスクによるジェル投入も、この状態になってしまうと出来ません。後ろポケットからフラスクを取り出すのさえしんどくて出来ず、そもそもこの息苦しさで水以外のものを口の中に入れたくない。全く意味無かったです (笑)

つらくて、苦しくて、歩きたい気持と戦いながら進みますが、ところどころで子供たちとハイタッチしてもらえるのが嬉しく。かろうじて走ってました。この大会、どんな場所でも沿道に必ず応援してくれる人がいるのは凄いです。声が大きい人、あと子供たちが一際多かった印象。

(ところで、フル後半特有の”つらい、苦しい、歩きたい、やめたい”っていう感覚、フルを走ったことのある人にはすぐに通じる感覚だけど、経験の無い人に自分の語彙で伝えることが難しい。何か丁度いい言葉があると便利なんですが。)


37km過ぎでとうとうその時がやってきます。
3時間のペースランナーに抜かされました

沿道から、「女性、がんばれ!」と声が聞こえてきた直後、横を見ると写真で見たことのある方です。
SWACの木下裕美子さんが3時間のペーサー。私の一つ後ろのブロックからのスタートだったはず。
とてもきれいなフォームで走り去っていきます。ペースの違いは明らか、とても追いかける余力はなく、呆然と見送りました。
(ペーサーの周りって集団が出来てるものと思ってたけど、木下さんの後ろにはそれらしきものは出来てなかったような。)

ここでお約束、完全に気持ちが切れてしまい、直後の給水ポイントを過ぎたところで歩きました(^_^;)

ほんの少しストレッチ、そしてせっかくだからとフラスクを取り出してジェルを投入。
すると、あまりの味の濃さにびっくり!事前に試した時はたいしたことなかったけど、レース終盤になるとこれほど濃く感じるんですね、学習しました。

尿意のほうはゴールまでもう少しなので我慢することにして再び走り出します。

それからしばし考え事。

”暑さに弱い以上にメンタルが弱いなあ、また歩いちゃったし。ゲイター忘れちゃったし、痛み止めも飲み忘れたんだよなあ、失敗した。ああ、倒れてる人がいる、辛そうだなあ、脚攣ったかな。あんなかっこいい体育会系ランナー体型の人でもああなるんだから、文化系サークル出身のおれならなおさら仕方ないよね。。。しかし早くビール飲みたい”

などと、要するに言い訳ばかり考えてました(^_^;)


40km地点、そこで久しぶりに計時を確認すると2時間50分少し過ぎ。

ん、まだ10分あるの???
暗算は苦手だけど、4:20/kmくらいでいければぎりぎり間に合うかも?

一度切れた気持ちを修復するのは難しかったけど脚はまだ動いてくれます、とりあえず全力走に切り替えました。

ゴールのオリンピックスタジアムに続く長い長い直線道路は沿道に応援してくれる方が鈴なり、全く応える力は無かったですが沢山の声をもらいました。時折「この辺までが3時間だな」という声が聞こえてきて、それなりのプレッシャー(^_^;)

もうすぐそこにゴールが見えてるのに、そして3時間ぎりぎりの時間なのに、歩いている人、走っていてものろのろになっている人が大勢います。彼らの内心には、この時間帯だからこそのドラマがありそうです。

ゴールのスタジアム内に入ると残りは200m。DJのアナウンスで残り1分と知ります。DJが「さあ、どのランナーまでがサブスリーを達成できるのか!!」みたいなあおりを入れてきて(^_^;)、呼吸を止めてさらに力を振り絞って全速力!と思いきや、下は人工芝?なのかふかふかの柔らかい地面で強く蹴ってもスピードが上がる感覚がなくて焦ります。。

が、間に合いました。
3時間の20秒前。

再びのぎりぎりサブスリーで自己ベストも更新出来ず、そしてまた歩いてしまいました(>_<) が、最後の最後で残ってる力を出し切れました。
途中諦めかけただけに、今までで一番嬉しいゴールでした。


5km毎のラップです。

5km 00:21:02 (LAP 20:48)
10km 00:41:29 (LAP 20:27)
15km 01:01:57 (LAP 20:28)
20km 01:22:44 (LAP 20:47)
25km 01:43:42 (LAP 20:58)
30km 02:05:04 (LAP 21:22)
35km 02:26:59 (LAP 21:55)
40km 02:50:07 (LAP 23:08)
Goal 02:59:40 (LAP 09:33)

30km以降の落ち込みは相変わらずの課題、今回は意識も怪しかったので踏ん張れず。


(その他写真等は明日に続きます)


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プロフィール

くまごろう

Author:くまごろう
40代中盤男、2009年7月より走り始めました。東京都在住。近くの運河沿いをゆるゆる走ってます。
飲み食いも大好き。走ったこと、食べ歩き、たまには仕事のことなども綴っていきたいです。
(自己ベスト)
ハーフ1時間19分52秒(12/12/30 ベジタブルマラソンin熊谷)
フル2時間45分50秒(15/1/25 勝田)
100km 7時間57分12秒(16/6/26 サロマ)

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